ビジョン

宝を磨けばさらに輝く小さな会社をサポートしたい

前職の銀行員時代、あまり事業がうまくいっていない小さな会社の社長と接しているとき、「なんでもっとこういうやり方をしないんだろう?こうすればもっと良くなるのになぁ。」「従業員さんが少ないから、社長がお客さんとのやり取りも、現場も、経理事務も、銀行との折衝もしなければならない。なので勉強をする時間も無いし、アイデアもわかないんだろうな。なんかもったいないな。」と思いながら過ごしていました。
そんな現場で感じた問題や歯がゆさみたいなものが動機で、銀行を退職したあと、地元企業の事業再生や資金繰り改善をサポートしたくて、ぼくはコンサルをスタートさせました。

そして、いざ実際にコンサルをはじめ、いろいろな経験を積んで感じた結論は、「利益を伴う売上」「しっかりと利益を出し続ける”仕組み”」をつくらない限り、抜本的な改善事業再生はできないということです。というのも苦しい会社は、まず「改善をするための時間づくり」をします。例えば、銀行調達によってお金を増やしたり、無駄な固定費のカット、売掛金の回収が遅ければ資金回転をはやくするための対処などです。しかしこのような緊急手術をしても、持続的に経営を続けていくためには、結局は「儲かる方法」と「儲かり続ける仕組み」がないと根本的な改善はされないのです。

いま振り返ると、この結論は少し考えれば当たり前のことです。しかし頭で理解していても、儲けつづける仕組みを実現させるのは、言葉で言うほど簡単ではありません。正直、至難の業です、奇跡に近いです。潰れかかっている会社な訳ですから。
特に小さな会社は、経営資源が少ないうえ、倒産までの残り時間も限られているので大変です。そして何より難しいと感じるのは、うまくいっていない社長の考え方や行動習慣を変えることです。長年染み付いてしまっている考え方や、失敗ばかり繰り返していて自信を無くしている人を、ポジティブに変換させるのは本当に大変です。

しかしこの絶体絶命なピンチな状況でも、現状を打破する方法はあります。さまざまな方法やノウハウが必要ですが、ぼくが経験しているなかで、こんな状況下でこのスキルは絶対必要だな、最も役立つなと感じたものは、「会社全体を俯瞰し使える資産と競争優位性のある強みを見出し、ステークホルダーと協創し、かつ社内との調整も図りながらビジネスモデルを変革し、セールス・マーケティングの力によって収益を上げ続ける仕組みをつくること」です。実体験を通して確信しました。要するに、あらゆるものを総動員しPL(損益計算書)の改善を図ることです。
これらのことを社長と伴走しながらぼくが会社に注入し、社長と一緒になって仕組みをつくりあげていきます。そしてぼくがちょっと変わっているのは、ただ事業再生を行うだけでも大変ですが、CSV経営戦略(Creating Shared Value:共通価値の創造)を取り入れ、事業再生を行うことです。CSV経営とは一言で言えば、経済価値(儲ける)と社会価値(社会課題解決)を同時に実施することです。かなり難題に取り組んでいますが、これらを実現できると大きな競争優位性と意義を得られると感じています。

今の日本は、少子高齢化を背景に、後継者不足による廃業やM&A、コロナや様々な社会・経済情勢により破産される会社も多いです。また日本における99%は中小企業で、年々企業数も減少傾向にあるようです。だんだんと日本経済は寂しい状態になってきています。しかし、まだまだ日本企業には底力があり、魅力あふれる企業がたくさんあると思っています。宝を磨けばさらに輝き、世界や日本社会のために貢献できる中小企業がたくさんあるとぼくは信じています。1社でも多くの中小企業のサポートに携わり、ぼくも社会貢献したいと考えています。

商売をもう一度繁盛させるために会社全体の見直しをかけるとともに、売れ続ける仕掛けと仕組みを作っていく。その結果、儲かる会社へ変貌を遂げる。
あなたの会社が目的を達成するために、さまざまな情報や知識を総動員し、一緒に汗をかきながらゴールへと導きます。

ターンアラウンドマネジャー
根本寛也

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