
最近、
「老後資金2000万円赤字」ニュースなどの影響からか、、、
保険の見直しや問合せ、お金のやりくりについての相談が多くなってきました。
金融庁が、わざわざあんな報告書を出しちゃ、、国民もビックリしてしまいますよね。
過度に心配や不安になってしまう方も多いはずです。
私も今から不安になっている一人です(泣)
自分の身は、自分で守らなければいけない時代ですからね、、、
そんな多くの保険相談をいただくなか、けっこう皆さんがやりがちな間違ったことがあります。
それは
「健康診断」
「定期検診」です。
会社員のかたが勤めている会社で行われている健康診断が、この時期多いことから(多くの企業は5・6月か、9・10月に実施しているそうです)、
「健康診断が終わって健診結果が出てから保険の見直ししますね!」というお客さまや、
「保険の見直しをする前に、定期検診に行ってきます!」という真面目な方がいらっしゃいます。
コレ、危ないのわかりますか??
結果が出てからでは遅い
じつはコレ
「健康診断・定期検診」と
「保険の見直し」の順序が逆なのお気付きですか?
健康診断や定期検診の結果から、何か大きな病気が見つかってしまう可能性があります。
もし万一見つかってしまったら(早期発見は良いことですが)、一生保険に入れなくなる恐れがあるんです(すでに保険に入っている方は、他の保険に乗り換えることができません)。
であれば、先に保険の見直しをしっかりして、万全の状態で「健康診断・定期検診」を受けた方がいいですよね。
そしたら万一、検診で何か発見されても、保険が使えるので、経済的には少し安心ですよね、、、
もし時間的な余裕があれば、ガン関係の商品は「90日免責」というものがありますので、健康診断や定期検診の4ヶ月以上前に保険の見直しをされた方がベストです。
そしたら、ガン保険や保険料払込免除が発動しますからね。
※90日免責とは、ざっくりいうと加入してから90日(3ヶ月)の間にガンになってもお金がもらえない。
※保険料払込免除とは、ざっくりいうと悪性のガンや三大疾病で所定の状態になると、それ以降の保険料は払わなくて済む。もちろん保障はそのまま残る。
ガン保険や医療保険は告知書
それと、保険の見直しの際にけっこう聞かれるのが、
「審査のときは健康診断書を提出したり、病院には行かなくていいんですか?」という質問です。
その答えは、ガン保険や医療保険であれば基本的には告知書で終わります。
保障があつい契約や死亡保障(いわゆる生命保険)の高いプラン、ご年齢が高めのかただと、健康診断や病院に行かなくてはいけないケースがありますが、一般的なプランであれば告知書で済んでしまうんですね。
で、結構大事なのが、「告知書」扱いで保険を見直すってことですね。
告知書ってなにかっていうと、自己申告の審査です。
もちろん告知書を書くときに虚偽の申告などはダメですが、仮に現在病気だったとしても自覚がなければ申告のしようがありませんので、告知書には病気の歴は載ってこないわけですよね。
それは告知書のルール違反にはならないワケです。
ですので、告知書扱いで保険の見直しができるのであれば、健康診断や定期健診の「前」に、保険の見直しをぜんぶ済ませちゃった方が良いわけです。
ぜひとも保険の見直しの際には、健康診断や定期健診の「前」に、保険の見直しをしてみてください。
ー根本寛也
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