
2018年10月1日のこと。
その日は、台風24号が直撃しました。
相当強い台風でまだ記憶に残っている方もいらっしゃるかもしれません。
当然、台風がくることは事前にわかっていたので、台風対策をしました。
我が家も外のある飛びそうなものは室内にしまったり、、、
中に入れられないものは固定したり、、、
対策をしました。
しかし、それでも最近の台風は、猛烈な強風で被害が出ました。
そして、私たちのお客様にも甚大な被害が出てしまいました。
被害を受けてしまったお客様のひとりKさん
Kさんのお宅は、昔ながらの家屋で、農業用納屋がありました。
その納屋に横にスライドする扉がついていたんですね。
障子のように横にスライドさせる扉のような壁のようなものが。
それが、台風の強風によって、5、6枚ぐらい吹っ飛んでしまったんです。
その後、台風の件とは別のことでKさんとお会いする機会がありました。
その会話の流れで、納屋の扉の話になりました。
Kさん
「納屋の扉が台風で壊れちゃったんだけど、免責っていくらだったっけ?」
私
「お調べしますね、、、。確認取れました。5万円です。」
Kさん
「5万円か、、、。結構高いね。じゃあ、修理しなくていいです。」
私
「えっ?修理しないんですか?
保険が使えるか確実なことは言えませんが、見積りだけでも取ってみましょうよ。」
Kさん
「でも、こんなことで業者さんにお願いするのも申し訳ないしな…。」
私
「全然問題ないですよ。
業者さんを紹介しますので、ダメ元で見積り取ってみましょうよ」
Kさん
「そうかい?根本さんがそこまで言うならダメ元でやってみましょうか!」
そして、私は知り合いの業者さんにお願いして見積りをとってもらいました。
しかし、一緒に現場調査に行ってくれた業者の社長さんも「これは築年数も経ってるから、扉だけじゃ済まないな。結構かかると思うよ。」とのことでした。
私もどれくらいの金額が出るか、保険で出せるか少し不安になってきました。
まぁ、でもダメ元で挑戦するからダメだったら仕方ないな、、、と切替えました。
そして、いざ見積りが出てきました、、、
な、なんと、100万円強!
いやぁー、けっこういったな、、、
保険会社の認可おりるかな、、、
私は正直内心キツいなと思いました。
そして、
Kさん
「100万円いっちゃったよ。これは無理だね…。」
私
「けっこういきましたね。
でもダメ元でやってますから、保険金請求やってみましょうよ!」
Kさん
「まぁ、さすがにダメだと思うけど、手続きだけでもやってみましょうか。」
私
「減額されてしまうかもしれませんが、どれくらいの結果が出るか、やりましょう!」
そして、数日後、結果が出ました・・・。
まさかの満額保険金がおりました!
私もびっくり、Kさんもびっくり!
Kさん
「根本さんのおかげです。ありがとう!これで綺麗に扉が直りそうです!」
私
「本当に良かったです!これで元通りになりますね!」
この一件でわかったこと。
まずは、保険金はおりないと勝手な判断をしないこと。
そして、ダメ元でもお客様からご連絡をいただき手続きをすること。
今回は私も減額されてしまうかも、、、と思っていましたが、見事に満額回答でました。
小さい事故でもお気軽にご連絡いただくことの大切さを痛感しました。
そして日頃からお客様にはこの事故を例に、ご連絡していただく意義をお伝えしています。
あなたもちょっとした事でも勝手に判断せず、相談してみてくださいね。
ー根本寛也
コメント